アークリードLab

キリンの活動報告

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オリジナル商品の開発コンセプト

作業をする人にとって、
より安全で使いやすい試験器を

消防設備点検の現場で感じた疑問や課題をそのままにせず、商品を開発することで解決していきたい。私たちの開発した商品はすべて現場感覚が原点です。
環境負荷を可能な限り少なくする、作業者が短時間に作業を完了できるように負担を軽減する、そしてコスト面でのメリットも実感できるように工夫する。
この3点で商品開発を進めています。

アークリードのオリジナル商品はそんな発想から生まれた自動火災警報設備の試験器です。ノンフロン加煙試験器〈楽 ECO〉に続き、2023年にヒーター式加熱試験器をリリース。
今後、更なる商品開発を進め、試験器といえばアークリードと呼ばれるような商品をめざします。

  • 01環境にやさしい

    環境問題の世界的な高まりとともに、フロンガスを排出するスプレー缶を使った加煙試験器も徐々に見直しが迫られるようになりました。加熱試験器は石油系のベンジンを触媒反応することで熱源を確保する商品が主流でした。どちらの商品も環境面で課題を抱えていたことから、開発に着手。環境負荷の低い商品は、点検作業を担う有資格者にとっての安全と安心につながります。

  • 02作業効率アップ

    軽量、コンパクトは作業者にとって負荷の軽減につながります。〈楽 ECO〉はアタッチメントを交換することで、高所や狭い場所での作業も楽。さらに本体重量は約 700g。体力差に依存することのない作業が可能です。また開発中の加熱試験器も市場のスタンダードとなっている商品と比べると、小型軽量設計。作業効率が上がる商品が市場に行き渡れば、男女の体力差や作業経験の長さにかかわらず、作業のしやすい環境を生み出すことができます。

  • 03コスト削減

    〈楽ECO〉は発煙剤にオイルを使うことで、点検作業のランニングコストを大幅に減らすことに成功。使用環境において、満足度が高く、お客様からご支持いただいております。加熱試験器は熱源となるフィラメントの交換ができる商品であり、電池は 1 ユニット1〜3時間の連続運転が可能。コストの削減は建物のオーナーにとっても、作業をする人にとっても好条件。コストメリットの追求は今後の商品開発において外せない条件と捉えています。

加熱試験器・加煙試験器

市場ニーズに応えて登場!ベンジン不使用の電池式加熱試験器

ヒーター式加熱試験器〈Eシリーズ〉

核となる電熱部分の研究に長期間を要し、出来上がったヒーター式加熱試験器。従来、加熱試験器は石油系のベンジンを利用していましたが、環境面と安全性に配慮し、ヒーター式を採用。エコ仕様はもちろん、新しい機能を加え寒冷地でも使える商品です。

作業がラク、環境にもやさしいSDGs時代の
フロン不使用の加煙試験器

ノンフロン加煙試験器〈楽ECO〉

フロンガスを使用しない環境対応商品。感知器ひとつあたりの点検コストはスプレー缶を使用した従来式のものよりも100分の1に軽減。アタッチメントを交換することで、高所や狭い場所での点検もラクラク。作業者が携帯する腰まわりのポーチにも収まるコンパクト設計も魅力です。
※環境省グリーン購入法の特定調達品目

報告書作成ソフトウェア
AIBO-ZU

自社一貫体制により、開発とユーザーサポートを実現

点検完了後の報告書の作成は時間も手間もかかるもの。紙ベースで作成していた報告書をソフトウェアで作成することで、効率アップ。報告書作成ソフトウェア〈AIB0-ZU〉は、もともとアークリード社内で使用していた便利ツールでした。使っている私たちが利便性を感じ、商品化。きめ細かい機能が満載。
社内にシステムエンジニアが在籍しているため、システムのリニューアルはもちろん、購入いただいたお客様のサポートも万全。自社一貫体制で開発・販売を展開しているからこそ、実現できるサービスです。消防庁主導により電子申請化の波が少しずつ押し寄せている現在、最新情報を把握し、状況の変化に応じた商品を開発します。